HaLuKaの日記

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語彙力が欲しいから好きな本をただただ書いていく。

こう見るとあまり読んでない

僕は一般の高校生よりも語彙力がない、と感じています。

一応昔から本こそ読んできましたがそれで語彙力が得られるか、と言ったらそれは全く別の話。

文章をかなり意識して読まないと語彙力はそう簡単にはついてくれません。

さらに言えば僕が読んできた本は「論語」とかそういった真面目で頭も良くなるような本ではありません。

東海林さだおさんの「あれも食べたい、これも食べたい」シリーズとか好きです。

東海林さだおさんがいろいろなものを食べた感想を面白おかしく綴るエッセイ。
一話が短く、内容は詰まっているのにテンポよく読める本です。

実はこの本、もう何十冊も出ているんです。

食材というテーマだけで数十年書く事が出来ていてかつ話にハズレがありません。

とんでもない人だと思います。



あと椎名誠さんの「わしらは怪しい探検隊」などのいわゆる不真面目な文章を好んで読みます。

わしらは怪しい探険隊 (角川文庫)

わしらは怪しい探険隊 (角川文庫)

椎名誠さんが実際に無人島に趣味で言ったことを面白おかしく綴る体験談。
メンバーのキャラクターも濃いし文章が面白いからお勧めできる本。

椎名誠さんは若い頃とにかく無人島に行って友達らとものを食べたりして楽しむことが趣味の一環でした。

それを文章に綴るのですからまあ面白くないわけがありません。僕の青春を彩った本です。


なんだか今日の記事はせっかく真面目方向で行こうと思ったのに僕の趣味をまとめただけになりそう。

僕の本の趣味は主に母親譲りです。

母親が東海林さだおさんと椎名誠さんのファンなので家に本が山ほどあります。

ちなみに「でか足国探検記」には直筆のサインがあります。羨ましいだろう。

しかし僕がそのような本のみを好んで読んでいたわけではありません。主張がコロコロ変わるなこれ。

じきに家にあって当時の僕がわかる内容の全ての本を読み尽くしました。小学校の終わり頃でしょうか。

母は僕を図書館に連れて行き、いろいろな本を紹介してくれました。

そうして僕ははやみねかおるさんの「都会のトムソーヤ」シリーズにはまり込んでしまったのです。

都会のトム&ソーヤ(1) (YA! ENTERTAINMENT)

都会のトム&ソーヤ(1) (YA! ENTERTAINMENT)

中学2年生の主人公2人がいろいろな謎を解くお話。
2人のうち片方が謎解きできないし登場人物全員がなにかしらに特化してるしなにより読みやすい

僕がミステリー系の本にしっかりはまり込んだ一冊です。僕の伝説の始まりですよ。あくまで僕の。

それからいろいろな本を読んでいきました。友達もあまりいませんでしたからね。

本は基本的に裏切りません。夢オチだと「もうなんでもありかよ感」が出ますけど。

それから1~2年が経った頃、テレビアニメ「氷菓」が放送されました。

アニメから小説に入った新参者ですが古典部シリーズ、しっかりどハマリしました。

氷菓 (角川文庫)

氷菓 (角川文庫)

青春ミステリ。廃部寸前の古典部に姉の命令で入った主人公「奉太郎」は、
部員である福部里志伊原摩耶花千反田える古典部で様々な謎にぶち当たる。

ミステリついでに書きますけど「ミステリー」って書くより「ミステリ」って書いたほうが

本に詳しくてとくにミステリ好き感」が出ますよね。正しくはどっちなんでしょう。

話を戻して、古典部シリーズの何が好きってその文章の丁寧さにあるんですよ。

主人公4人が4人とも語彙力ありすぎますからね。

「理屈と膏薬はどこへでもつく」なんてことわざすぐに出てきませんよ。何だあの人たち。



・・・そして高校に入ってからまともに本も読まないような日々をしてきました。

今度お金が入り次第欲しい本があるので買って読んでみようと思います。

あと、僕の理想が古典部シリーズの主人公であることもわかりました。奉太郎になりたい。

ではまた。たまにはこんな記事も。