髪を切りました。
こんにちは。待って、待ってください。
僕です。まず現状の説明だけさせてください。
さて、僕は髪の毛に関しての校則がそこそこ厳しい高校を卒業し、髪の毛に関して営業の人以外には緩い会社に就職しました。
今までは眉にかかってはいけない、耳にかかってはいけない、と高校らしい校則のもと髪型を決めていた僕が、突然ほぼ何をやっても許される状況に立たされたのです。
今まで3年間も人が決めていたことを急に自分で決めないといけないとなると、卒業前はこういう髪型にしようかな、などと考えていたはずが何をすればいいのかわからなくなってしまいました。書いていて自分で思ったのですが、これはパニックに陥っていますね。
さて、そんななか高校を卒業してすぐに買ったCDがこちら。
THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 034速水奏
- アーティスト: 歌、トーク:速水奏(CV:飯田友子)
- 出版社/メーカー: 日本コロムビア
- 発売日: 2015/02/04
- メディア: CD
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アイドルマスターシンデレラガールズの速水奏さんのキャラクターCDです。このCDジャケットを見た瞬間、体に電撃が走りました。この娘と髪型を揃えたい、と思ったのです。
彼女の髪型はセンターパート、長い前髪を真ん中で分けた髪型です。伸ばせば勝手に分かれるとでも思ったのか、愚かで無知な僕はとりあえず伸ばしました。
そうして生まれたのが昔のギャルゲ主人公と爆弾魔のキメラです。
整髪料をつけない僕がセンターパートなどまず無理な話で、そのうえただ伸ばしただけなので襟足、サイド共にボサボサで自分でも鬱陶しいし周りから見るとヤバ人(ヤバい人)でしかなく、生きていくだけで相当に精神力を使う髪型になってしまいました。
そのうえセンターパートという髪型は顔をかなり出すため顔が良くないと似合わなく、分けたところでバケモン、分けないとキメラというさして変わらない二択を選ばなければならなく、本当に苦痛でしょうがなかったです。
さて、そんなデメリットのみな髪型を直すために美容院に行った僕は、変なところで冒険心が出てしまい「あんま詳しくないんでいい感じにしてください」と言ってしまいました。
そんな僕の曖昧な注文に対しての美容師さんの返答は「かっこよくしますんで!」でした。ちょっと笑ってしまいましたが、僕は美容師さんを信用して切ってもらうことにしました。
一時間後、かっこよくされた姿がこちらです。
中途半端にイキってる中学生みたい…
とはいえワックスで髪を盛りに盛っているのとダルダルのTシャツ、そして焦点のあってない瞳のせいでそう見えるだけで、すべてを改善するとこうなります。
あんま変わってねえ…
中途半端に前衛的な髪型になりました。ダルダルのTシャツですが、僕はワイシャツとセーターを多用するためダルダルのTシャツしか持っていませんでした。これを日本語では横着とか、無頓着などといいます。意味は総じてマイナスですので気にしないでください。
このような髪型になりましたが、こういう髪型の社会人生活を送る人生のあり方もあるよ、と誰かの勇気や生きる希望になるかもしれません。何故…?
これからは、中途半端に前衛的な髪型の僕をよろしくお願いします。ではまた。
生まれて初めてアイマスのライブに行ってきました
こんにちは、HaLuKaです。
さて、僕はアイドルマスターが好きです。かれこれ今年で5年くらい、ずっとずっと好きです。
アイドルマスターはプレイヤーがプロデューサー視点で女の子をトップアイドルにしていくゲームで、ゲーム以外にもアニメ化や別シリーズなど様々なことをしているのですが、主人公がアイドルなため二次元オタクコンテンツ界隈の中でもかなりシリーズ内の楽曲が多く、その数およそ700曲以上。
そのためアイマスは定期的に声優たちが歌って踊るライブを開催しており、10月7日、8日には二度目の武道館ライブを開催したのです。
今回は僕がそれに行った話をします。話したいからです。話したいので文字ばかりです。覚悟は、いいですか?
さて、僕がアイマス好き、通称アイマスPになった時期は中学2年生。中学生の僕にはライブの存在を知っても行けるお金はなく、高校に入ってもバイトをしなかったためお金がなく行く機会がなかったのです。
高校を卒業して社会人になった今、お金だけは今までとは比べ物にならないほどあるのと、この記事やこの記事で書いたとおりPの友達が非常に多く後押しされたため、行くことにしました。ちなみにこの記事に出ている友人らは、ほぼ全員現地に行っています。武道館現地の狭き門ですよ、すごい話ではないですか・・・
さて、ライブはCDを積んで行きました。翻訳すると、応募券付きのCDを20枚買いました。
僕も初めて知ったのですが連番というシステムが有り、いわゆるペアチケットが応募できるのです。僕は1日目に20枚の応募券をつぎ込んで連番で友人を連れて行き、2日目は40枚をつぎ込んだ友人の連番で連れて行ってもらいました。持つべきものは金をオタク趣味に躊躇なくぶっ込める友人ですね。
ライブ当日、まずは友人ら4人で物販に並びました。ライブ前に会場でグッズを売る、普通のアイドルとかもやるアレです。
僕らは、始発で行きました。雨の中5時間待ちました。とはいえ屋根があり、列の場所を確保してしまえばあとは移動し放題だったため途中でコンビニに行ったり寝たりとそこまで苦痛ではありませんでした。
これは物販を戦ったものの勲章、オタクソードです。想定以上に長くはみ出した部分が死ぬほど邪魔だったので普通に手で持ちました。
オタクソードを友人の車に奉納し友人と合流した後、僕たちオタク数人は武道館に向かいました。ずっとへらへらと笑いながら、楽しみすぎて狂いそうという話をしていました。少なくとも僕はCDを20枚買ったあたりからテンションがおかしいので、既に狂っているかもしれません。
武道館に着き、席に座りました。1日目の僕が取った席はアリーナ、A4列。端的に言うと、
画像はこちらから借りましたhttp://www.livehis.com/seat/seat2_budokan.html
ここです。5年間の積もりに積もった愛がアリーナを引き寄せました。
というのも1日目と2日目では出演者が全く異なっており、1日目の方にアイマスの中でも僕が最高に好きなキャラクターの声優さんが出演するのです。超楽しみだったんです。
そんなことを隣に座っていたアイマスPの方に話しかけていると、ライブが始まり出しました。
細かいことは言いません。言ってもわからないだろうし、止まらなくなりそうだからです。
でも、一番最初の曲だけ話します。Welcome!!という、皆のこと大好きだし私たちの頑張り見てて、みたいな華やかな曲でライブが始まりました。
華やかで明るい曲なんですが、僕は号泣してしまいました。
最初に涙がボロボロとこぼれたとき、さては感情をミスったかな?と思いました。泣く曲じゃないし、ずっと楽しみだったから。
でもその楽しみとか、感動とか、積もりに積もった思いがぐっちゃぐちゃになった時に、僕が不器用だから涙しか出力ができなかったんだ、と思い好きなだけ泣くようにしました。
泣くだけ泣いたら、叫ぶようになりました。
あそこまで全力でコール(間奏などでリズムに合わせて叫ぶやつ)をしたのは多分生まれて初めてでした。テンションが最高にあがった時に好きな声優が投げキッスをしたのですが、その瞬間僕の喉は潰れ、それから4日ほど声がまともに出ませんでした。しばらくは電話応対の仕事にゴリッゴリに影響が出るんだろうな、とライブ後にかすれた笑いが出たのを覚えています。
ライブ終わりに友人らで集合したのですが、漏れなく声がガッスガスでも目を爛々とさせライブについて話し続ける、数百年の時を経て人に出会えた感情のあるロボットのようで非常に怖かったです。
1日目はそのまま帰り、2日目はそのまま六人くらいで友人の家に泊まりました。なぜならこの週は月曜日が祝日の三連休だったからです。
友人宅に着いたのが朝の五時で、それから7時くらいまでずっとライブの良かったところ、今回やらなかった曲について、今後のライブについてをずっと話していました。こういう青春のあり方もあります。
・・・以上が初ライブの思い出です。話したいだけ話せたのでだいぶすっきりしました。
最高の思い出をありがとう、最高のグッズを用意してくれてありがとう、アイマス最高、僕は給料日まで2000円ちょいで生活をします。
どうやって生きていこう、ではまた。
18歳、走って転ぶ。
こんにちは、HaLuKaです。草むらで寝転びながら失礼します。
僕は今18歳で、高卒の社会人です。18歳ともなると肉体的にはかなり成人で、精神的にもまあ小学生とは違うくらいの心持ちは誰もが持っているでしょう。つまり、小学生がするような怪我はあまりしない、と考えて良いはずです。
何を言いたいかというと、18歳にもなって転んで膝を擦りむいたり頭を打ったりしないよね、ということを言いたく、さらにそれをしてしまったのでそれについての弁明を綴っていきたいと思います。よろしくお願いします。
・・・金曜日の夜10時、唐突に友人が茨城に行きたい、とLINEのグループで言い出しました。話を聞くと忘れ物をしたらしく、千葉から茨城までの長距離は一人だと寂しいし誰か来ないか、とのことです。出発はなんと土曜日の昼3時。そこまで大人数は集まらないだろう、と考えていたのですが7人集まりました。
往復数時間のドライブは友人と話すことが大好きな僕らにとってとても楽しい時間でした。ちょっと起きた出来事をまとめると、
アイドルマスターミリオンライブシアターデイズのガチャで好きなキャラを一発狙いで6000円で当てて大喜びをする運転手の後ろで、
アイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージのガチャで好きなキャラを当てるために8万円が消えた人がいました。
最初の2万円くらいまでは当たらないねーなどと騒いでいたのですが、5万円を越したあたりで不憫になってきて僕ら一同は黙ってしまい、それはそれはとても重い空気が車内を漂いました。それを見ていた友人がぽつりとこぼした、「お金って30分くらいで消えちゃうんだね」という言葉が忘れられません。
さて、ギャーギャー騒いでいると茨城に着き、友人の忘れ物も回収することができたため少し観光をしてから千葉に帰ることにしました。
あてもなく車をしばらく走らせた後、どこに行こうかと呟いた瞬間に牛久大仏が見えたためそちらに向かうことにしました。感想は、大きい大仏です。
・・・大仏をひとしきり見た僕たちは、妙に広い駐車場に何も車が止まっていないことに気がついたので、そこにみんなで集まって立ち話をしていました。オタクのこと、オタクのこと、えー、オタクのことを話しました。
立ち話も終わる頃、久しぶりに少し走らないか、と友人が言い出しました。確かに僕らは高校を卒業して社会人や大学生になったりしてから、全力で走るということをあまりしていません。悪ノリの極地、やろうやろうと皆で駐車場の後ろの方へ向かいました。
珍しく僕も走りたくなってきたので2人いた走らない友人にカメラをわたし、駐車場の後ろの方へ向かいました。カメラを持っていない方の友人がよーいドン、と言った時の画像がこちらです。
おかしくない?
僕はクラウチングスタートをしたわけではなく、普通に立った状態で走り始めたのです。
そして、2歩目の画像がこちらです。
おかしくない?
しかし僕は転んでもただでは起きない男、なんと頭を打たないように横に転がっているのです。膝と、腕の擦り傷で済んでいたはずでした。一人で走っているのであれば。
そう、斜め後ろには走っている友人が居るのです。僕の頭はちょうど友人の足元にあり、僕は頭を、友人は足を打撲しました。転んでもただでは起きない男、人に迷惑をかけることが得意です。
・・・これが僕の走って転んだ全貌です。あれから4日ほど経ちますが、側頭部だけではなく顎の付け根も強打したため、食事をするために口を開けると鈍痛が走り、噛むと鈍痛が走るので食事が本当に苦痛で仕方がないです。一応レントゲンも撮ったのですが、ただの打撲のようです。
最後に冒頭の草むらで寝転んでいる僕の写真ですが、
これは頭を強打した時のクラクラというか、ギュッというか、そういう感覚をなんとか堪えている事故直後の僕です。ではまた。
アイマスP七人で一泊二日のキャンプに行きました~二日目~
~前回のあらすじ~
ほぼ無計画でキャンプに行ったオタク一同。無計画のためクソ狭い道の存在を知らず、みんなで誘導をしてなんとか通り抜けました。
無計画のためテントを張ることもままならず、
夜中になると暗くなるという無計画を越したポカをしましたが、気合でなんとかなりました。
始まります。
さて、夜中の一時半に眠りについた僕たちですが、僕は予想以上の寒さに何度も何度も起きてしまいました。
「これ死ぬんじゃねえの・・・」
起きて、トイレに行って、テントに戻って震えて眠ることを4回ほど繰り返したあたりでしょうか、次に起きたとき意識があったのは僕一人ではありませんでした。
「おはよ」
「・・・おう」
いつになくテンションが低いヒュウガ。手元を見ると、手がガクガクと震えていました。
「車行こうぜ・・・」
どうやら彼も寒さに負けて目覚めたらしいのですが、定期的に起きていた僕と違いずっと寝ていたため死にそうになっていました。
「死にそう」
「死ぬよねー」
朝から物騒な会話をしていたところ他のメンツも起きだしたため、今後の話をすることにしました。
「どうするよこのあと」
「チャッカマン安物買っちゃったからもうオイルがないんだよな」
「あっねえ見て!しぶりんSSR出た!!!!」
「デレステやってんじゃねえ」
チェックアウトが11時までではあるのですが、飯をさっさと食べないと今後しんどくなるので、朝の5時半から片付けを開始しました。
「なんか結構片付いてない?」
「なぜなら僕たちが昨晩ちょっとだけ片付けたからです」
そう、昨晩寝落ちしていない人間はヒュウガの指示のもとちょっとだけ片付けを行ったのです。すぐ眠るには少し惜しかったのと、僕たちがすごいえらくてすごいからです。
「あ、昨日砂抜きした貝ってどうなったの」
買出しに行った際、僕たちはBBQで貝を焼くイメージが思いついたので貝を買ったのですが、砂抜きの時間がわからず朝まで放っておいたのです。
「砂出てなくない?」
「塩入れすぎたでしょこれ、死んでんじゃない?」
殺してしまいました。僕たちはグーグルがないと何もできないのです。
「・・・次に活かそう、とりあえず片付けはほとんど終わったしあとはテントだな・・・」
「???」
「???」
「???」
「テントかぁ・・・」
僕たちは気が付いていました。張るのにあれだけ時間がかかって、それでもちゃんと張れてないテントを片付けるのは到底無理なことだろうと。
「いやなんとかなるはず、こうやって丸まって入ってたから・・・」
「ハハハ、無理だろこれ」
「物理的に無理でしょこれ」
「管理人さんに頼もうぜ、素人がどうにかなるもんじゃない」
「しょうがないか・・・ってうわっ!ハチだ!!!」
「うわーっ!!!」
テントを上手くたためない僕たちに腹を立てたのでしょうか、突然ハチが襲撃してきました。
「どーーーすんだこれ」
「ブルーシートごと逃げるしかないな・・・」
「まあ逃げても無理なもんは無理なんですけども」
「・・・という訳で畳んでないままお借りしてたテントを返してもよろしいでしょうか」
「ああ、乾かすからいいよ」
「いいんだ」
さて、この辺でほぼ全ての片付けが終了し、そろそろ帰ろうと思ったところでミラクルが起こりました。
「あっHaLuKaお前あれ撮りなあれ」
「もう何もなくない?」
「違う!鳥!!」
帰る僕らにさよならを言いに来たのか、たぶんサギの一種が僕らのすぐ近くに降り立ってくれました。
被写体として鳥はまあまあ好きなので、自分では気がつかないうちに徐々に山側に進んでいってしまいました。さあ、ミラクルはここからです。
「ただいま~満足した~」
「お前今ズボンの裾からなんか出たぞ」
「あっこれヒルじゃん」
「え゛」
確かに足を見るとまあまあな量の血がずっと流れ続けていました。
キャンプに行くことを上司に話したときに、ヒルにだけは気をつけるよう言われていた僕だけが、ヒルにやられました。
入社前に住民票を忘れた時と同じほど焦ってしまい、流れる血を見ながら爆笑することしかできなかった僕の止血をしてくれたのはヒュウガでした。
「なんでそんな手際いいの・・・結婚して・・・」
「あっ動転してんなこいつ、もう出発するよ」
帰りも行き同様、いえてぃに狭い道の誘導をしてもらったのですが、いえてぃが降りてしばらくしてからドアに何かしらがぶつかる音がしてきました。
「あっまたハチだ」
「うわめっちゃ攻撃してきてる」
「いえてぃ早く車に入って、ハチが襲ってきてる」
「えっ」
そんなこんなでキャンプ場を出た僕らは丸亀製麺で腹ごしらえをしたあと銭湯に行き、僕は無事に傷が開いて血が出たので早々に風呂から出ました。
「銭湯入るとダメだわ俺、超眠い」
「おまえ3時間しか寝てないからな・・・」
そんな死にかけのヒュウガに家まで送ってもらったところで僕は離脱、家に帰るなり倒れるように寝込んでしまいました。
・・・はい、これで一泊二日のキャンプ記事は終了です、お疲れ様でした。
無計画ながら無計画なりの楽しさがあったこのキャンプは、多くの反省点と楽しい記憶を生み出してくれました。とりあえず、今後はランタンを持ってくることと、テントをたためるように努力をしようと思います。
ではまた。