こんにちは、HaLuKaです。
先日僕と友人のオタク7人で福島旅行に行ったのですが、これが非常に楽しくまた行きたいねーなどとみんなで話し合っていました。しかし旅行は非常にお金が掛かり、前述の旅行は全て込みで大体3万円くらいかかっております。いいですか、3万円かかっているんです。3万円はでかいです。
しかしこの前友人ら数名がキャンプに行った際(僕は仕事でした)、かかったお金が数千円ということを聞いた僕たちはテンションが上がったので勢いでキャンプをすることにしました。
まずはメンバー紹介をしますね。
ヒュウガ:高槻やよいP。言いだしっぺ。今回のキャンプで唯一運転した人。
いえてぃ:高坂海美P。先日免許を取った。
翼ぽけ:伊吹翼P。毛筆初段。
ゆの:如月千早P。車を購入したことにより生活がギリギリになる。
ぞーさん:ジュリアP。この前PCが大破した。
がめやろ:多田李衣菜P。福島旅行に来れなかったためキャンプの気合いは人一倍。
HaLuKa:四条貴音P。僕。この旅行により残高が4桁になる。
やっていきましょう。
今回は福島旅行と違いレンタカーでの移動ではなく、ヒュウガの愛車での移動となります。彼の車がこちら。
2016年式のセレナです。わかりやすく言うと、8人まで乗れるしかなり最近のめっちゃいい車なんです。この車にオタクとメガドンキで大量に購入した食材を詰めたクーラーボックスを乗せて、僕たちは亀山湖キャンプ場へ向かいました。
「いやーほんとこの車買ってよかった」
「七人乗っても全然広いな」
などと基本的に車の広さと快適さの話をしているうちに、僕たちはキャンプ場付近まで来ることができました。が、
「…道めっちゃ狭くない?」
僕らの行くキャンプ場までの道が予想以上に狭かったのです。僕らが乗っている車がコンパクトカーや軽自動車ならまだしも、乗っているのは先程まで広い広いと言っていたセレナ。ミニバンなのです。
「ああっクソ怖い、誘導して」
ちょうど持っていたサイリウム(光る棒)を使いなんとか誘導に成功、無事にキャンプ場までつき、チェックインまですることができました。
ラッキーなことにたまたま夏休み終了後のシーズンオフだったため、キャンプ場には僕ら以外は1組しか客がおらず、その客もキャンプ場の最も隅っこの方にテントを張っていました。
「これ俺たちが逆側の隅っこにいたら互いに何も聞こえないんじゃない?」
「っぽいね、無意味に叫んでいい?」
「だめ」
実際にそちら側に行ってみたところ狙い通り互いに一切音が聞こえず、かなり気が楽な状態でキャンプを行うことができました。
「じゃあテント張ろうぜテント!」
僕らは早速キャンプ場で借りてきたテントを張ることにしました。が、僕らの中でテントを張ったことがある人間は一人もいません。
「???」
「???」
「???」
「こんなもんでいいか」
「棒が4本くらい余ったし用途不明のロープとペグが出てきたけどいいか」
普段は各々もう少し几帳面なのですが、この日はかなり雑になっていました。と、言うのも全員の空腹が限界を突破しているため、集中力や判断力等が限りなくゼロに近づいていたからです。
ひとまず僕、がめやろ、ゆのの三人で水道まで行き洗い物とあら汁に使う食材の処理をし、残りのメンバーで炭火の調整をしてもらうことにしました。
「さて、僕はうろこの取り方がわかりません」
「なんで買ったの?」
「うろこなら俺できるよ、スプーンの柄を使うと楽」
僕は野菜を切っていました。なんでうろこも取ったことないのに魚のアラを買ったのかですが、なんとなくです。
※飛び散ったウロコはちゃんと片付けました
野菜と魚の処理が終わりテント付近に戻ると、炭に火がつきいい感じのコンロになっていたため、BBQを始めました。
ここで僕たちの下調べなしでキャンプをやろうとしたボロが出ました。夜中になると暗くなるということを完全に忘れていたのです。ランタンはひとつだけ借りましたが明らかに光量が足りません。これでは肉の焼け具合さえわからず、消し炭か生肉を食うハメになってしまいます。
なので、焼いている肉にスマートフォンのライトを当て、なんとか対処をしました。当時は画期的だ!と思ってやったことでしたが、今見返すとかなり異様な光景ですね。
「いやーしくじった」
「肉とテントのことだけ考えていた…」
「ホラーゲームみたいで照らしてるとこしか見えなくていい感じ」
「肉を焼くホラーゲーム…」
この辺で全員が狂ってきました。友人らと非現実的なまでの自然に囲まれて肉を食い大好きな曲を聴くと、僕たちはラリるのです。
ラリったので、僕たちは仕事が入ってしまいキャンプに来れなかった、友人のマノス(福島旅行には来た)に電話をかけました。
「もしもし?」
「エビバディ歌おう騒ごう!!!」
「ボリューム全開Music!!!!」
「やっべ」
ドン引きでした。
さて、各々のテンションがある程度戻った12時あたりでようやくあら汁が完成したため、それを飲んで落ち着くことにしました。
「なんか変な感じだな」
プラコップしか深さのある入れ物がなくそれにあら汁を入れたのですが、脳の普段使っていない場所が壊れるような感覚を得ました。
「おちつく」
「あったかい」
「語彙力が…」
現在12時、騒ぎ過ぎた僕らオタクは既に体力の限界を通り越していたため、テントに入り眠ることにしました。しかし、九月二日は千葉県が18度まで冷えた日。
9月上旬なのでむしろ暑いだろうと薄着な僕らには相当厳しい気温だったため、僕ら全員が眠りに就いたのは夜中の1時半になってしまいました。
…はい、以上が一日目となります。
最近こういう記事ばかり書いている気がしますが、社会人になると会社のことがコンプライアンス等々で書けなくなるのでやむを得ない、と思っていただければ幸いです。
それでは、二日目へ続きます。ではまた。