19歳、髪を赤く染めたい
こんにちは、HaLuKaです。
学生の頃は髪を染めたいという願望もなく、なんならクソ歪んでいたため服を買うなどの自分の見た目にお金を使うことを心から蔑んでいた僕ですが、いざ自分のお金で服を買ってみると「こういうのもいいわね」と興味が出てきてしまいました。
服を買うのに興味が出て、髪を染められる環境に19歳がいたら至極当然の流れですが、先日「髪の毛を一部分だけ赤色にしたいなあ」という欲求が出てきてしまいました。そのうえ、僕の働いている職場はいろいろと比較的ゆるく、多少髪を染める程度なら特に何も言われません。
好きな声優がメッシュを入れていたり、今の黒髪と赤は合うんじゃないかと思ったり、赤色の髪ってかっこいいなって思ったり、上記以外の要因もいろいろありますが…
善は急げ!!!!
マニックパニック(激しい色なのにダメージがほぼないことで有名な染材)と茶髪にするためのカラー剤です。赤髪の友人が茶髪にしたあとマニックパニックを塗っている、と言っていたので僕も習いたいと思います。ブリーチは怖いのです。
染めたいところだけを出すために結びました。僕はもみあげが異常に長いのでここだけ赤くしていこうと思います。何度も言いますが黒髪に赤色は映えそうじゃないですか?映えないのだとしたら僕の頭は終わりです。さようなら。
いい感じです、と言いたいところですが結んでいるところに引っかかり非常に難しいです。そのうえド近眼なのにメガネをかけられないため、ほぼ手探りなのでかなり怖いですが、なんとかもみあげだけ茶色くしていこうと思います。
無理でした。全体的に茶色くしてもまあ無しではないかな、と思いこむことで自分の中で最終的な目的をぼやかしています。僕の頭はどうなるのでしょうか。
僕の髪は暗いので25分待ちます。待っている間はメガネもかけられないしイヤホンもつけられません。下手に動くと染材が飛び散りあたり一面の物の色が変わってしまいます。仕方がないので、携帯から音を垂れ流しながらミリシタをやりました。
茶髪になりました。自分の前髪が視界に入るたびに「これの目標はなんだったっけ」と考えてしまいます。
それでは染めていきましょう。先ほどと同じように髪を結び、ゴム手袋をして塗っていきます。マニックパニックは髪へのダメージがないのに髪はもちろん肌や布まで強烈に染めてしまうらしく、僕は己の手を赤に染めたいわけではないので手袋をしました。毒手のコスプレをしたい人などは付けなければいいと思います。
ちなみにこの色の名称はヴァンパイアレッド。名前がかっこいいから、というスカスカな理由でこれを選びましたがふと手袋をみるとまさしくヴァンパイア。外科医でないと見ることのできないであろうゴム手袋の染まり方を体感できたので感動しました。
塗り終わりました。粘性といい髪の絡まり具合といい、一年ちょい前に頭から大量に出血したことを思い出しました。白いのは脱脂綿や脂肪ではなく、染材が肌に付かないように塗ったニベアです。
また待ちます。前述の通り何もできないのでデレステをやりました。ゲームスタートと同時に2分ちょっとの時間を強烈に集中させるので、スマホ音ゲーの時間潰しの効率は非常に高く、こういう早く時間が過ぎ去って欲しいシチュエーションにぴったりのゲームですね。髪染め以外には、会議とかでしょうか。
染まりましたね。ちょっと暗くそこまで赤く見えませんがそこそこ赤く染まっています。風が吹いた時などにこの赤いのが見えたらいいな、と思っています。
最終的にこんな感じになりました。当初の目標とは程遠い頭ですね。
茶髪にした感想は似合わないので次はないな、です。しかしここで染めなければ病床に臥した際に「俺は茶髪にしたこともないまま死ぬのか」と間違いなく言っていたので茶髪にしたことは結果的に正解なのです。論点をずらそうとしているのがバレていなければ幸いです。
しばらくはこのトンチキな頭で生活をしていこうと思います。ではまた。