僕はお腹が異常に弱く、毎日戦々恐々としています。
本日の一時間目の授業でHTML(僕は工業高校生です)をうんうん言いながらやっていたところ、腸に針を刺すような痛みが来ました。授業を優先すべきか、排泄を優先すべきかと考えていたのですが、僕は去年既に糞を漏らしており、自分の胃腸に自信がないのでトイレに行く旨を先生に伝えました。
腹痛の時の、急がないと大惨事になるのに急いでも大惨事になるジレンマなんとかならんかなぁと考えながら渡り廊下を走りました。
脂汗を流しながら走ったおかげでまあまあ早く着きましたが奥の洋式2つのみが埋まり、それなりに胃腸も限界だったので入口のドアから一番近い和式のトイレに入りました。
ちなみにこれが大まかな図です。僕が入ったのは左下の和式です。
さて、排泄してスッキリ、腹痛あるあるのちょっと残る痛みもなく今日はちょっと付いてるな、といい気分になってトイレットペーパーを取ろうとしたときにいい気分は崩れ去りました。
紙がない。
これは困った。これは困ったぞ。普段洋式を使っているので足の筋肉も割と限界だ。どうしよう、とパニックになって正常な判断ができなくなった僕は、何を考えたか自撮りをしました。
インターネットでも珍しい「紙がなくて本気で焦っている男子高校生」の画像です。お使いください。
目つきがそれを物語っていますが、非常に焦り、混乱しました。2016年の高校のトイレに紙がないんですよ!?
これは焦って授業中ということを忘れてクラスメートに送ったLINEです。普段使わない和式ということもありか弱い太ももは悲鳴をあげ、パニックに陥り手は震えています。しかしこのLINEの画面の一番下を見ると「しゃーない」と書いてありますよね。ついに僕は諦めてズボンを履いたのか?違います。
洋式のドアが開く音がしたのです。それも2回です。先ほど奥の洋式二つが埋まっていると書きましたが、この2つが普通に空いたということはどちらにも紙があるということです。
隣に行けば紙はあるが、隣に行くにはズボンを履かないと社会的に死ぬ。でも今トイレには多分誰もいないからズボン履かなくてもいいか。そんな思考で足元にぐちゃぐちゃになった下ろされたズボンとパンツをそのままにして、尻を出しつつペンギンのようにちょこちょことした歩き方でトイレのドアを開けたところ、
先生がいた。
びっくりした。これはびっくりしました。良くも悪くもタイミングがばっちりだったので、先生が小の用を足していたんですね。頼むから後ろ向かないでくれよ、と思いながら尻丸出しの僕はそっと隣の洋式に移動しました。
この間僕はずっと尻を出しています。
隣の洋式には読み通りペーパーがある程度あり、安心して尻を拭き、ここで初めて尻を閉まって堂々とトイレを出ました。
実際に尻を出しっ放しにしていた時間は10分ちょっとだとは思いますが、様々に限界だったので2倍にも3倍にも感じました。このような失態を犯したくないので今後は紙の有無を確認してから用を足そうと思いました。
皆さんも、お気をつけて。ではまた。