普段と全体的に印象を変えたふざけた記事を書けるかの実験です
僕はよく電車に乗る。
別にそれは僕が鉄オタだからというわけではなく、僕の学校が遠いからというちゃんとした理由がある。
とどのつまり、僕が毎朝、毎夕方と平日のホームにいることを表していると思っていただいて構わない。
基本的にホームでは基本的にガールフレンド(仮)をやって女の子に癒されていたのだが、ふと先日周りを見ると世界は二次元の女の子以外の存在に溢れていることに再認識された。
2次元だけの世界に長らく目が慣れたせいか、ホームの人々はとても新鮮に見えた。
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しかし音も新鮮ではないかと思いついてイヤホンを外すと電車のブレーキ音が僕の鼓膜に非常に甚大なダメージを与えてきたので流石にイヤホンは付け直した。その耳のダメージたるやメタナイトと戦う直前の戦艦ハルバードだ。このへんわかんない人はスルーしてください。
それからというものの僕はホームでガールフレンド(仮)をすることをやめ、イヤホンをつけた状態で周りをじっくりと眺めることにした。徐々に朝のこの時間にホームにやってくる人の顔も覚えてくるのが面白い。
学ランから襟が出ている確率が非常に高い高校生、見るたびに自販機で南アルプスの天然水しか買っていない貴婦人、明らかに寒そうな格好してるけどケロッとしている大学生。十人十色とはよく言ったもので、一人として似たような動きをする人がいないのはなんとも面白い。
しかしこうして落ち着いて人間観察をすることができるのも朝の間だけ。夕方は皆が皆帰りたがっているから早足になり、ホームにとどまっている人なんてそこまでいないから。だから夕方は基本的に普通に普通にリュックを背負って帰ることにしていた。
しかし今日。ふと思いついて駅の階段を降りる途中でなんとなく階段の奥の方を見たのだ。
そこにはキャラメル色のブレザーを着た女子高生が立っていた。ここまでなら僕がただ「気持ちの悪い人」で終わる。しかし僕はただの気持ちが悪い人ではないのかもしれない。
僕はキャラメル色をしたブレザーを見て何故か違和感を感じたのだ。
家に帰り、この違和感は一体何なのか考えていたところ簡単な結論にたどり着いた。それが、これだ。
僕の中で「制服は、黒が基調なものだけだ」と勘違いしていたのだ。
事実、僕は紺色が基調の制服を見ても謎の違和感を感じる。僕の見ている世界はガールフレンド(仮)のみで、そもそも次元から違う上に僕の見ていた世界は本当に狭かったのだ。
でも、ちょっと考えて欲しい。制服と言ったら黒系だ!というのは余りにも乱暴だが言いたいことは伝わるはずだ。あなた方はピンク色が基調の制服を見たことがあるだろうか。世の中にはもしかしたらあるかもしれないが少なくとも僕は知らないし、一定数の人は知らないであろう。
ピンクの制服が許されるのはらき☆すたぐらいではないだろうか。
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