ゴリラについて(一部真面目風記事)
僕はゴリラが好きだ。
高い社会性と素晴らしい体力、コミュニケーション能力にも長けている霊長類だ。
ギャグ漫画でネタとして描かれているが本当はゴリラはカッコいいのだ。何故皆気づかないんだろう。
実は話すことができれば対談でもしてみたいと思っている。テーマは好きなタイプについてだ。
ゴリラから見た人間の生活についてもなかなか聞いてみたいことがある。僕たちをどう思っているのだろう。
動物園に来て自分を見てきゃっきゃと騒いで帰っていく人間をどう思っているのだろうか。
ここまで僕はゴリラの事を考えるほどゴリラは好きだ。
しかし、そんな僕も過去にゴリラを心の底から怖だっていたエピソードがある。聞いていただきたい。
ー(真面目モード解除)
・・・小学生の頃、僕は学校の行事で動物園に行きました。
今になって思うのですが学校行事で動物園って余りにも子供っぽすぎますよね。なんだあれ。
そうは言ったものの僕高校一年の行事でディズニーシー行きましたからね。全然進歩してない。
さて、動物園で様々な動物をボーっと眺めていると12時になりました。
割と本気でぼーっとしていたので家にいても良かったのではないでしょうか。
さて、昼食は教員の指示で何故かゴリラの展示スペースのすぐ近く(屋内)で食べることになりました。
あの頃の教員は一体何を思って僕たちの昼食の場にゴリラをガラスを隔てて同席させたのでしょう。
校長の指示でしょうかね。校長、学校にいたけど。
そんなこんなで具がチョコレートのサンドイッチを黙々と食って周りの人にドン引きされたところで
ゴリラがガラスを叩いてきました。
ゴリラ「ガンガンガンガン!ガンガン!!」
僕たち「ウワァーーーーーッ!!!!!」
このことは未だに覚えています。相当怖かったのでしょうね。
いや、そりゃそうでしょう。全身筋肉の塊のようなムキムキゴリラがガラスを叩いてくるのです。
ゴリラがガラスを叩いていた時間はさほど長くはありませんでしたが圧倒的恐怖で時間は長く感じました。
その時のゴリラから漂っていたのはまさしく〝覇気〟でした。
あの時誰ひとりとして失神しなかったのは僕らが「人類」の精鋭であったからなのです。
ー(真面目モード突入)
・・・いかがだっただろうか。誰だって怖がるだろう。
しかし今の自分が何より怖いのはこのネタを前に書いたかもしれない、ということで云々。