HaLuKaの日記

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冷水のシャワー

こんにちは、HaLuKaです。

冷水シャワーの儀、というものがある。

プール前のあれとはまた別に、オフシーズンのない常にある行事だ。

儀の内容は、風呂のシャワーが温水になるまで全裸でシャワーの温度を手、ないしは足ではかる儀だ。給湯器によって時間は前後するが、おおむね30秒もかからない。

今までのこの時間をぎゅっと集めたら一日ちょっとにはなると思う。人間ってそういう積み重ねて生きているから仕方ないけど、にしたってこれはちょっと情けない。


人は自分の意志で服を着ることのできる動物だ。防寒、防御、趣味など服にはいろいろな効果があって、人間のアイデンティティだと思う。そういうものはたくさんあるんだけども。

それが、ない。大体の場合情けない。全裸はだから面白い。その最大限に情けない格好で水の温度を手や足でこそこそ測っているのはあまりに情けない時間だ。


でもまだいい。徐々にお湯が暖かくなってきて、おしおしあったかくなったな、とシャワーを持って温かいお湯を体に浴びる。頭に浴びる。

シャワーもお風呂も気持ちがいい。そうじゃ無い人はちょっと都合が悪いので向こうに行っておいてもらいたいんだけども。気持ちがいいから己の情けなさをそれで埋められる。最高だよねお風呂。入るまでがだるいけど。

じゃあこれはどうだろう。
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運転ランプがついていない。液晶もついていない。どれだけ待ってもお湯にならない場合。

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こういう顔になる。

絶望だ。結構落ち込む。まだ僕はこれを笑って受け流せるほど心が強くない。

また情けないルーティンをこなしておしおしあったかくなったな、をやらないといけないのか、と思うとぐったりする。無駄に情けない。

じゃあ冷水をえいやと被ってしまえば情けなくないのか、と言われると己のミスを正当化しようとするのは見苦しいし、冷水をかぶって震えている人はそれ以上に情けないからあきらめてもう一度温度を測るしかないのだ。

つらいわねえ。ではまた。