今週のお題「バレンタインデー」
こんにちは、HaLuKaです。
僕はバレンタインになると毎年自分のためにお菓子を作るのが恒例行事になっています。そこまでお菓子を作るのが上手くはないのですが、楽しいという理由だけでやっています。
さて、今年作るのはチョコカップケーキ。理由は、クックパッドをぼんやり眺めていたら「一番簡単!」と素晴らしい見出しが目に飛び込んできたからです。
やっていきましょう、と言いたいところですがひとつだけ問題があります。
毎年僕は写真に映ってると面白いという理由からネルシャツとジーパンを作業着として作っていたのですが、このまえどちらも売り払ってしまったため、今はこのヤバ写真映えコーデをすることができません。
これは二年前の画像です。映えますよね。ヤバ写真映えコーデ並みに絵的に映える服装はないか、としばらく探し回った末見つけたのが、
作務衣でした。やっていきましょう。
材料はこちら。初心者が料理で失敗する原因のトップが、無駄なアレンジだということは知っています。ましてやお菓子は非常にシビアな世界。「これ入れちゃえ」が通用しないのできっちりきっちり用意しました。
小麦粉とベーキングパウダーを計り、ビニール袋に入れて撹拌します。「本当に粉がこれだけで足りるのか不安な目」をした僕が後ろに映っていますね。大量の覚せい剤に目の眩んだ陶芸家ではありません。
チョコを割ってケーキ用マーガリンを入れていきます。これは「こんなにマーガリンを入れて大丈夫なの!?」という戸惑いの出た手です。
いやちょっと見てください。普段パンに塗る量の何倍も、何倍も入れるのです。ああ、普段からお菓子を作らない方の激しい頷きが見えます。僕は冬にも関わらず、計りを見ながら一人で大汗をかいていました。
レンジでマーガリンを溶かし、それにチョコレートを溶かしました。なんだかすごい綺麗にできてませんか?過去に下手なのに湯煎をしたため、お湯が大量に入りめちゃくちゃに分離した経験を持つ僕は感動してしまいました。電子レンジ最高、もっと電磁波を頼りましょう。
レンジを使い終わったのでオーブンを加熱します。今のうちにやっておかないと焼くだけの生地を目の前に悠久の時を感じることになります。
それではチョコに卵、砂糖、ココアパウダーを入れて混ぜます。毎度毎度言っていることですが、僕だけかもしれませんがチョコレートに卵を割り入れる際は妙な緊張をしませんか?僕はします。
粉を入れて混ぜてとりあえず生地は完成です。先ほどからずっと手元のアップばかり撮っていたので、一区切りついたことですし一旦引いてみますね。
狂った陶芸家ですね。戻しましょう。
用意したカップに生地を入れていきたいと思います。ゴムベラとスプーンがあればいける、と母親に聞いたのでやっていきます。これでも僕は幼稚園の先生に手先が器用だね、と褒められた経験があるのです。ここは任せといてください。
昔取った杵柄は腐りきっていたようです。どうせ焼けば変わらないでしょう。カップケーキってだいたい食べづらいですし。
僕の努力が焼かれていく姿を見ながら昼食をとります。シーフードヌードルは神の味がして好きです。カレーヌードルも好きです。あれはインドの神の味がするので。
18分後、焼きあがりました。それなりにできているのではないでしょうか?一番手前以外ガッチガチにぼかしてあるのは、まあそういうことだと思ってください。
いただきます。
そこまで手をかけていないのにそれなりに美味しく作ることができるんですね。クックパッドは優秀なレシピを思いつく人が山ほどいてすごいです。
味としては何らケチのつけ所がなく、時間もかからず洗い物も非常に少なく簡単で、これ以上ないほど満足いくバレンタインでした。
強いて文句をつけるとするならばひとつだけ、
作務衣がカビ臭いことだけですね。ではまた。