皆さんは急に腹痛を起こし、急いでトイレに行ったことがあるでしょうか。生きている限り多分数回は皆さん経験したと思います。腹痛の最中のトイレへの道のりにたいしての煩わしさ、そしてトイレについたときの安堵感ったらないですよね。今回はそれといろいろあって筋肉痛になったという話です。
今日は明日が体育祭なので、体育祭についての説明が午後の授業だったんですよ。全体的な説明自体は20分ほどで、一旦生徒を教室へ戻したあとに、各競技に出る生徒を放送で呼び寄せて競技ごとに説明していくという効率的な説明をとっていました。さて、先程も書いたとおり全体的な説明が20分ほどだったのですが、僕にとってのその20分は体育館に呼び集められた全校生徒の中の誰よりも長く感じた20分でした。その理由とは・・・?
そう、腹痛を起こしたのです。しかも明らかに下痢なアレです。20分を脂汗垂らしながらなんとか耐えた僕は教室より先にトイレへ向かいました。しかし気温が下がる一方な今、僕と同じ腹痛戦士がいたらしく3つある便器のうち2つが埋まっていて、残っていたのは和式便器だけ。あまり使い慣れていませんが無いよりも全然マシだと思い和式便器の上にしゃがみ、用を足しました。
よかったこれで学校で漏らすことだけはなくなったと安堵し、ケツ拭いて出るかと思いトイレットペーパーのある場所に手を伸ばしたのですが紙が一枚もありません。
一大事です誰か助けて pic.twitter.com/eGU40jZpJ3
— HaLuKa〝P〟 (@HaLuKa_220) 2015, 10月 26
すぐ隣で気張っている人間に対して「すいません紙くれませんか」なんていうことができるほど僕の人見知りはヤワじゃないのでこの状況はまさに絶望でした。
どうするべきか、何をすればこの状況から抜け出せる?とない頭を必死に絞ってアイデアを出した結果、LINEのクラスグループに僕が困っている旨を書き込めば多分大丈夫ということに気がつきました。先ほど書いたとおり大半の同級生が教室で暇を潰しているはずです。39人いれば一人くらいLINEを見ていてもおかしくはない、と確信した僕はクラスラインに以下の文章を打ち込みました。
この時点で僕は自分の足の不調に気がつきました。普段、洋式便器で用を足しているので用を足している間はかなり尻を下げるキツイ体制でしゃがみ続けなければいけない和式便器に慣れていない、その上5分ほどもずっとしゃがんでいるのです。これらが合わさり僕の太ももが普段じゃありえないほど疲労していたのです。
クラスLINEに送ったからもうあと1分もすれば同級生が来て爆笑しながら紙を投げてくれるだろう、と思っていたのですがそうは問屋が卸さないものでこのLINE送っても全然来てくれないんですよ。みんななんでこんな時だけ真面目なんだろうと思って5分ほどケツ丸出しのまま考えていると隣とさらに隣の便器にいた人がトイレを去った音が聞こえました。つまりこのトイレには僕以外に人がいないことになります。
ここしかチャンスはない、そう確信した僕はケツ丸出しのまま膝を九十度に曲げ、その格好の状態で自分の中で一番速い速度でよたよた歩きました。
洋式便器にはちゃんとトイレットペーパーが置いてあり、安堵しながらケツを拭いていると急いだ様子でトイレのドアが開かれました。
同級生「HaLuKa!?ごめん今気づいた!」
とのことです。太ももをプルプルさせながら「ありがとうギリギリ間に合った」と答えるので僕は精一杯でした。ケツを拭く紙がねえと騒いでいる僕のために来てくれただけでも十分すぎるほどです。感謝感謝です。
ちなみに、明日は体育祭ですがこの事件のせいで太ももが未だにパンパンなのでまともに走れる気がしません。
☆おまけ☆
☆使用例☆