人の記憶って意外と頼りにならないということを実感した話。
メモ大事ですよ。
どうも、HaLuKaです。
さて、みなさんは物事を忘れて大惨事になった経験はあるでしょうか。1度や2度はあると思います。
僕の場合1度や2度どころではない数の大惨事をしてきました。何してるんだか。
すっかり忘れたことを思い出すのは至難の業。思い出そうとどれだけ頑張っても無理なものは無理です。
どうしても思い出さなくてはいけないことを思い出そうとするとまず間違いなくパニックになります。
負の連鎖ですよね。このパニックスパイラルに入ると抜け出せなくなって結局思い出せなくなります。
パニックスパイラルってジャンプのアクション漫画の技名でありそうな名前ですね。ごめんなさい。
・・・ここまでの文章で「忘れる」ということについての恐怖がわかりましたよね。
では、先日僕の身に降り注いだ恐怖の体験談をご覧下さい。恐怖とか言っても幽霊とかは出てこないです。
・・・僕は工業高校生で主にプログラミングとかをやるような科の人なので学校のパソコンをよく使います。
当然ですが全学年が使うのでパスワードとアカウント名を入力しないといけないんですよ。
で、僕はいつものようにアカウント名と当時のパスワードを打ち込んでログインしようとしました。
「・・・?」
まぁおわかりでしょう。ログインできないんです。
「・・・・・・?」
何度パスワードを打ち込んでも違うんです。ちなみに当時のパスワードは「halukadiary」でした。
パソコン室のなかで既に同級生はカタカタと軽快な音を立てながらプログラムを作っています。
皆が涼しい顔をしてプログラムを打ち込んでいる中僕は真っ青な顔でパスワードを打ち込んでいます。
「なんで・・・?」
僕は「halukadiary」というパスワードを使ったのは学校が初めてなのでちゃんと覚えているんですよ。
ここでしか使ったことのないパスワード、アカウント名も間違えていません。
ただ、パスワードが違うんです。こんなパスワード忘れるわけがないじゃないですか。違うんですよ。
15歳の子供の力じゃまずどうにもならないことが30分たってようやくわかったので先生を呼びました。
「あ゛ー・・・」
先生も真っ青でした。申し訳ない気持ちしかないですね。
「○○先生(写真部顧問)呼んでくるね・・・」
顧問の先生(以下先生)は先生しかいじらない方のパソコンをいじって唸ったあとにこちらへきました。
パスワードに、先生がテンキーで5文字ほど打ち込んだんですよ。
そうしたら「パスワード変更画面」に変わりました。先生は画面を見て颯爽と帰って行きました。
先生に礼を述べて、パスワードを変更しようとしたんですよ。
・・・パスワード変更画面ってこんな感じになっているじゃないですか。
で、この「元パスワード」を打ち込まないと新しいパスワードにできないのは知っていますよね。
元パスワードは先ほど先生が打ち込んでくれたテンキーの文字でいいんですよ。
なので僕は新しいパスワードを打ち込んで、確認のためもう一回も打ち込んだんですよ。
前回の反省を踏まえて文字数が2桁に到達しないパスワードにしました。
パスワードを変更しようとして「パスワードを変更する」ボタンを押したんです。
・・・すると、「新しいパスワードと確認のパスワードが違います」と画面に表記されました。
1桁の文字数の文字を間違ったのはまだいいでしょう。笑い話になるような話です。
ただ、新しく出てきたパスワード変更画面を見て僕は泣き崩れそうになりました。
先生の打ち込んだテンキーのパスワードが消えていたんです。
しかも先生は職員室にいませんでした。薬局でしか取り扱ってない薬品レベルの純度の絶望です。
その後10分ほどで先生が戻ってきたので一部始終を話してまたパスワードを打ってもらいました。
このパスワード事件で1時限目は消失していたので残りの1時間で必死でプログラムを打ちました。
結局、授業のノルマもなんとか達成できたのでよかったです。火事場の何とやらですね。
・・・いかがでしょうか。アカウントのパスワードを忘れるというのはここまで他人を巻き込みます。
周りの人に迷惑ですが一番困るのは自分自身なのでちゃんと覚えましょう。
では最後に、僕が先生から言われた言葉でこの記事を締めたいと思います。
メモしといて。
ではまた。